Beautyコラム:第9回 美容医療でホクロ・イボを除去
野﨑ドクターのビューティーコラム第9回
第一印象を変える多彩な治療法で、年齢に負けない肌ケア
皮膚科専門医、野﨑Dr.によるビューティーコラム。前回に続いて気になる「ホクロ・シミ・イボ」の除去など、美容医療の観点から詳しく解説してくれます。
Q:顔の大きなホクロが気になります。除去する施術方法を教えてください。
Answer:
除去する方法としては、ホクロには手術や炭酸ガスレーザーによるもの、イボには液体窒素による「凍結療法」が一般的です。一定の条件を満たせば自己負担額が抑えられる「保険診療」を利用できますが、美容目的や治療期間、仕上がりなどの希望によっては「自由診療」の方が適切なケースもあります。
保険診療による治療方法とは
病理検査を実施し悪性と診断された場合は、保険診療が適用されます。
治療方法はホクロ・イボの状態によりさまざまです。小さなホクロや表面的なものに適している「凍結療法」の場合、1~2週間ごとに凍結を繰り返すことが推奨され、複数回の治療が必要になります。大きなホクロや皮膚の奥深くにまであるものに適している「くりぬき法」や「切除縫合法」といった手術治療は、一度でホクロ・イボを除去することができますが傷跡が必ず残ります。膨らみのあるものや小さく複数あるホクロに適している「炭酸ガスレーザー」は、レーザーで蒸散させて削り取る施術で、凍結療法より治療回数が少なく、切除するよりも傷跡が早く目立たなくなるのが特徴です。
小さなホクロ・イボを照射する「エッジワン」
美容皮膚科では、一人一人の肌の状態に合わせた自由診療が充実しています。また、レーザー治療に力を入れている場合が多く、経験やノウハウをもとに幅広い治療を行っています。当クリニックでは、ホクロやイボなどの小さな腫瘍に対する治療に、炭酸ガスレーザー「エッジワン」を導入しています。
照射パターンやアタッチメント、モードなどを調節することで、毛穴の開きやニキビ跡、小じわといった肌の悩みにも対応します。そのほか、シミの改善が期待できる「アレキサンドライトレーザー」なども用意しています。もちろん、ビタミン剤などの内服薬や塗り薬を用いた保存的治療にも力を入れています。
自分を愛する“自分磨き”は、若々しさの原動力
当クリニックをご利用される患者さまは、化粧では隠しきれないホクロやイボなどの除去を目的とした美容目的の人が大半ですが、「ひげそり時にイボにかみそりが当たり出血する」などの理由で治療に訪れる男性もいらっしゃいます。顔の印象は人の第一印象に大きく関係します。イボやホクロがなくなることで表情が明るくなり、ビジネスの場においてもプラスにつながったというお声もよく耳にします。
年齢や性別問わず、美容医療が初めてという人も、まずはご相談ください。
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公開日2024/02/21