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第2回/理学療法士・相原忠洋と思考する、身体「再生」哲学

人は「お腹から」歳を取る⁉ ~身体運動の基礎~

人は脚から歳を取る――歩きがふらつく、躓(つまず)いて転ぶということは、脚の衰えとともに老いを連想させます。しかし身体機能の観点では、それが脚ではなく「お腹から」であるとわかります。生まれたばかりの赤ちゃんは3ヵ月で首が据わりますが、これはお腹の筋力で胸郭と骨盤を連結できるようになるから。ここで身体運動の基礎が構築されます。
 一方、筋力は30~35歳をピークとして毎年減少します。これはお腹も同じ。筋力が低下すると基礎となる骨盤の安定が失われ、脚を挙げる筋肉が働きにくくなり、結果として躓くことになります。これが転倒・骨折の原因です。背筋を伸ばして椅子に座り、膝を曲げたまま片方の腿を挙げてみましょう。骨盤が傾くなら、すでに筋力低下の兆候が現れています…。

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相原忠洋リジュビネーションサロン鎌倉
代表取締役 理学療法士 相原 忠洋

近ごろ気になる些細な不具合…それは身体が発する “小さな声”。そんな時には遠慮なくご相談ください。

理学療法士 相原さんが代表を努める「相原忠洋リジュビネーションサロン鎌倉」は理学療法士と看護師によるボディコンディショニングサロン。
医療従事者のプロとして、適切なアドバイスと施術を行っています。
「用の美」コース 「痛みケア」コース 「パーソナルリハビリ」コースなど各種コースあり。初回60分は “身体精査カウンセリング”無料です。

地域の人々の健康に寄与することも大切な役割のひとつと考え、無料の健康講座を開催するなどしています。

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公開日2025/06/26

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