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7/16(日) 鎌倉教場 流鏑馬神事  気迫あふれる伝統神事を間近で体感

7/16(日) 鎌倉教場 流鏑馬神事 気迫あふれる伝統神事を間近で体感

鶴岡八幡宮での「鎌倉まつり」をはじめ、明治神宮(東京)や上賀茂神社(京都)などで、流鏑馬(やぶさめ)や笠懸(かさがけ)を神事として奉納する「大日本弓馬会(鎌倉市)」が、文化庁・日本芸術文化振興会による「令和5年度 日本博2・0事業」の委託を受けて「流鏑馬神事」を開催します。

気迫あふれる伝統神事「流鏑馬」を間近で体験しよう

当日は流鏑馬神事のほか、流鏑馬の馬具弓具の展示や射手との交流会、馬とのふれあい体験に加えて、鎌倉能舞台による「能装束」など伝統芸能の展示も。
「当法人は流鏑馬の弓馬礼法を維持保存し、武家の古都・鎌倉から、その魅力を発信しています。この機会に気迫あふれる流鏑馬神事を間近でご観覧ください」と大日本弓馬会理事で、流鏑馬鎌倉教場長の瀨端祐也(せばた・ゆうや)さん。
 
観覧は立ち見無料、当日に会場受け付けで1000円以上の寄附をすると、観覧席(寄附席・390席限定)利用も可能です。

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「流鏑馬」は、疾駆する馬上から矢を放つ「騎射」を神様に奉納する神事で、鎌倉時代から継承されてきました
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的を狙う射手。射手は脚で馬体を挟まず、鐙をよく踏み、鞍から紙一重で腰を浮かす「立ち透かし(たちすかし)」という技を駆使して騎乗します

古都鎌倉で伝統ある弓馬礼法を継承 大日本弓馬会・武田流

武者姿の射手が、疾走する馬上から三つの的を射抜く「流鏑馬」。鎌倉時代から続く伝統武芸は間近で見るほど圧巻です。流鏑馬の語源は、「矢馳せ馬(やばせめ)」が転じたもの、その字句も「馬に乗って鏑矢を射流す」に由来するといわれています。この射術と馬術との結びつきは騎射と呼ばれ、最高の武芸とされていました。

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神事での装束姿。写真は、武田流・小池義明(こいけ・よしあき)師範

 「大日本弓馬会の流鏑馬をご覧になり、“流鏑馬を習ってみたい”または、“大日本弓馬会の会員(一般会員または賛助会員)となって流鏑馬を支援したい”と思ってくださった方は、大日本弓馬会までお問い合せください」(瀨端教場長)

7/16(日) 鎌倉教場 流鏑馬神事 開催

日時 7/16(日)10:00開始 9:00開場※雨天決行(荒天の場合は一部省略)
会場 大日本弓馬会「流鏑馬鎌倉教場」鎌倉市梶原 ※駐車場なし
開催概要 流鏑馬神事のほか、射手との交流会、子ども引馬体験、能や鎌倉彫の文化展示など
◎観覧は立ち見無料、当日に会場受け付けで1000円以上の寄附をすると、観覧席(寄附席・390席限定)利用も可能です。※ともに席数に限りがあるため、会場入り口に大型モニターも設置します。
《令和5年度 日本博2.0事業(委託型)》

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鎌倉教場 流鏑馬神事のポスター

当日の取材レポートはこちら>>>【編集部日誌】鎌倉教場 流鏑馬神事に行ってきました

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0467-24-3600
Eメール post-kyuubakai@yabusame.or.jp

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公開日2023/06/25

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