湘南・鎌倉エリアのフリーペーパー
地元・おでかけ情報を発信する生活情報紙

「診療所に関わる全ての人々の健康と幸せを保つこと」を理念に予防から治療まで将来を見据えた歯科治療を行う「湘南鎌倉歯科・矯正歯科」による健康コラム。第4回は、歯科衛生士の石渡佳菜さんが担当します。

幼児期は口腔機能の発達が急速に進む時期ですが、さまざまな習癖が将来の健康に影響を与えることがあります。

特に乳児嚥えんげ下の残存には注意が必要です。食べ物は通常舌が上あごに触れて飲み込むものですが、乳児期の嚥下は舌を前に突き出すようにして飲み込みます。舌が前に出たままだと、歯並びの乱れや発音に影響を与えることがあります。また、嚥下時に口唇と顎に過剰な力が入ります。

こういった癖は発見し辛いものです。お子さんの口腔発達について気になることがあればかかりつけの歯科医院に相談し、適切な対応をとることをおすすめします。早期の対応が、将来の大きな問題を未然に防ぐ鍵となります。

次回は口腔機能発育の当院での取り組みについてお話ししていきます。

●診療所の２階の改装が完了しました
診療所の２階の改装が完了し、メインテナンスコーナーが増えました。明るい雰囲気の２階でも皆さまのお口の健康をサポートしていきます！