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第3回/理学療法士・相原忠洋と思考する、身体「再生」哲学

膝が痛む本当のわけ ~軟骨は減っても痛くない~

「先生、膝が痛いのですが…」「膝の軟骨がすり減っていますね」— 40歳以上の3人に1人が膝痛を持つと言われますが、膝が痛む原因は「軟骨がすり減ったから」ではないということを、皆さんはご存じでしょうか。
 実は、軟骨層には侵害刺激受容器、すなわち痛みを感じるセンサーがありません。だからすり減っても痛くないのです。人は「お腹」から歳を取ります。お腹の筋力が低下すると骨盤の傾きが偏り、関節にかかる荷重の方向が変化して関節が捻れます。すると、それを身体が修正しようとするもうまく行かず、靭帯や関節包、筋肉が耐えられなくなって痛くなるのです。
 整形外科で話をよく聞いてみてください。「すり減った軟骨が痛みの原因だ」と言う医師はひとりもいないはずです。

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相原忠洋リジュビネーションサロン鎌倉
代表取締役 理学療法士 相原 忠洋

近ごろ気になる些細な不具合…それは身体が発する “小さな声”。そんな時には遠慮なくご相談ください。

理学療法士 相原さんが代表を努める「相原忠洋リジュビネーションサロン鎌倉」は理学療法士と看護師によるボディコンディショニングサロン。
医療従事者のプロとして、適切なアドバイスと施術を行っています。
「用の美」コース 「痛みケア」コース 「パーソナルリハビリ」コースなど各種コースあり。初回60分は “身体精査カウンセリング”無料です。

地域の人々の健康に寄与することも大切な役割のひとつと考え、無料の健康講座を開催するなどしています。

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公開日2025/07/22

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