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冬の鎌倉で見つける、花と歴史の期間限定スポット

冬の鎌倉には、この季節ならではの楽しみがあります。
梅の花がやさしく彩る長谷寺と、整備が進み、これまで公開されてこなかった史跡の一部が新たに公開される大町釈迦堂口遺跡。
花と歴史、ふたつの魅力に出会える期間限定のスポットを、冬の鎌倉散策とともにご紹介します。

梅の香りに包まれる、鎌倉長谷寺の冬景色

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2025年2月撮影

鎌倉・長谷の由緒ある古刹、長谷寺では、境内に植えられた約8種類の梅が見頃を迎えます。早咲きの梅から順に開花が進み、境内全体が梅の彩りとやさしい香りに包まれる季節です。

今回は特別に、期間限定のライトアップも実施され、昼間とは異なる幻想的な雰囲気の中で梅を楽しめる機会が設けられています。

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青空に映える梅の花も美しいですが、2023年より実施している【梅のライトアップ】を今年も期間限定で実施
※2024年2月撮影
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※2024年2月撮影

境内の梅は、寒空の下でも春の訪れを感じさせてくれる人気の風物詩。ライトアップ期間中の夜間は、梅の色やかたちが光に照らされ、幻想的な時間を過ごせます。
参拝時には、境内散策とともに梅の美しい景色を写真に収めるのもおすすめです。

・拝観時間:午前8時~午後4時30分(最終受付)午後5時閉山
・拝観料 :大人400円 小学生200円

《梅のライトアップ:2026年2月6日(金)〜2月15日(日)》
・時間:午後5時(再開門)~午後7時(閉山)
・範囲:下境内庭園のみ ※夜間は本尊のお参りはできません
・拝観料:無料
・その他:雨天決行(荒天時は中止の可能性あり)
※日中は通常拝観、夜間ライトアップは無料で楽しめます

期間中の土日祝日は、温かいお飲み物の販売を実施。
梅を愛でながら甘酒やコーヒーで心も体も温まりますよ。開放範囲は下境内全域なので、弁天堂、大黒堂へお参りすることもできます。
さらに、今回のライトアップでは弁天窟(洞窟)内を特別仕様にライトアップします。

整備が進み一部公開へ。国史跡「史跡大町釈迦堂口遺跡」

鎌倉市南東部に位置する国史跡「大町釈迦堂口遺跡」では、発掘調査で明らかになった平場遺構ややぐら跡などを、期間限定で一般公開します。
危険木の伐採や転落防止柵の設置などの整備が一部完了したことから、期間等を限定して暫定公開を実施。普段は立ち入ることができない史跡内部を直接見学できる、貴重な機会です。

大町釈迦堂口遺跡は・発掘調査(平成20年(2008年)に実施)により、鎌倉時代後期~室町時代にあたる14世紀頃の掘立柱建物や礎石建物、火葬の跡などが発見されました。
谷戸を切り開いた場所にやぐら等と一体となった宗教施設があったと考えられ、中世鎌倉の土地利用の様子を良好に残している遺跡として平成22年(2010年)に国史跡に指定されました。
歴史を感じながら歩くことで、中世鎌倉のくらしや信仰の一端に触れることができます。

暫定公開情報
・期間:2026年2月26日(木)〜3月11日(水)
・時間:10時〜16時
 ※荒天時には公開時間及び範囲を変更する場合があります。
・料金:無料
・内容:発掘遺構の見学、やぐら跡の公開、ガイドツアーなど(内容は調整中)

●注意事項:
・未舗装部分や階段があるので歩きやすい服装・靴での来場を推奨しています。
・車でのご来場はできません。公共交通機関で来場を。
・釈迦堂切通(トンネル)は、通り抜けできないため、浄明寺側からの入場はできません。大町側から入ってください。

公開期間中は、史跡内の雰囲気をじっくり感じながら歩くことができ、子どもから大人まで楽しめる散策スポットとなっています。

公開日2026/01/29

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