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第49回 鎌倉中央公園の景観と生態系を守る「山崎・谷戸の会」

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今回は鎌倉で谷戸(やと)の景観と生態系を守る活動を行う「NPO法人山崎・谷戸の会」を紹介します。

豊かな自然と共生するために市民活動で里山保全を実施

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過去の田植えの様子。現在の会員数は約300人。継続的に会員を募集しています(年会費2000円)

今から20年前、鎌倉中央公園開園と共に発足した「山崎・谷戸の会」は、活動地・鎌倉中央公園で、昔ながらの農作業を通じて公園の保全活動を行っています。活動は田んぼ班、畑班、雑木林管理班、農芸班、自然遊び班、生態系保全班、植物育成班の7班。収穫物は春と秋に開催される「谷戸まつり」で配布。また農作業体験ができる「谷戸塾」、親子で参加できる「こども里山一日体験」なども実施しています。

毎年1月には「どんど焼き」が開催され、多くの周辺住民が訪れます。

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今年の「どんど焼き」の開催は1/13(月祝)13:30から。谷戸で収穫した米で七草がゆを炊き、団子を振る舞います。公園内の野外生活体験広場で。写真はイメージ

「公園の保全活動を通じて身近な自然を慈しみ、楽しむことで地域コミュニティーの輪が広がります。活動はどなたでも参加できます」と事務局の黒川さん。

山崎・谷戸の会ホームページ https://yato-yamasaki.sakura.ne.jp/

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公開日2024/12/25

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