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《SDGsプロジェクト》フェリーズ・コンサル㈱

《SDGsプロジェクト》フェリーズ・コンサル㈱

「SDGs」とは“持続可能な開発目標”のことで、2015年の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際的な目標です。

湘南エリアでも企業によって様々なアプローチでSDGsの取り組みが行われています。Lien編集部は、「SDGs」に取り組む前向きな企業を応援しています。
※写真/ふじさわSDGs共創パートナーに登録され授与式に参加した小杉さん(左)。右は鈴木恒夫藤沢市長

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自社オフィスで使用されている太陽光、V2H、電気自動車の設備
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同社が2030年に向け達成に貢献するするゴール

ふじさわSDGs共創パートナーとして、市民や事業所への温暖化対策の啓発活動に取り組んでいらっしゃるそうですが、取り組みのきっかけは?

近年では豪雨・高温など、私たちが子どものころには経験したことのないような、顕著な気候変動がいたるところで見られるようになってきました。

地球温暖化に関心がある人は多いのですが、「何から取り組んだらいいのか分からない」というのが事実であり、より効果のある対策を具体的にご紹介することが、皆さんが地球温暖化対策に取り組むきっかけになってくれたらと考えたからです。

2030年に向けた具体的な取り組みを教えてください。

温暖化対策を市民や事業所に普及させる事業を行っています。自社オフィスをモデルハウスにして、太陽光、V2H※、電気自動車などの設備がいつでも見学できるようにしました。自社をモデルハウスにしたのは、導入前後のコスト比較など、当事者だからこそお伝えできることがあると考えたからです。

また初期投資がなければ導入しやすくなることを考え、太陽光発電・V2H・蓄電池をリースで導入できる「@!電化パック」の特約店として、購入するよりも安い価格で提供しています(太陽光発電は2189円/KWから)。

当社は、地球温暖化防止に向け、積極的な実践活動と推進を図る団体「藤沢市地球温暖化対策協議会」の会員でもあり、まずは湘南地域において、住民の方々が気軽にSDGsに取り組める環境づくりを目指していきます。
※太陽光発電で発電した電気を電気自動車に蓄め、夜間蓄めた電気を家で使えるようにする機器

フェリーズ・コンサル株式会社
代表取締役社長 小杉 康寛 さん(62歳)
長年、東京電力で情報システム計画・開発、新事業開発に従事し、その後J:COM八王子、アイピー・パワー・システムズの社長を歴任。起業は2019年8月。趣味は黒鯛釣り、スポーツ観戦、落語・ミュージカル鑑賞など多彩。

ふじさわSDGs共創パートナー制度とは

藤沢市内でSDGs達成に向けた取り組みを行う企業・団体などをパートナーとして登録し、市のホームページなどを通じて活動を広く紹介、相互の連携を深めることでさらなるSDGsの推進と浸透を図る制度のこと(事務局:藤沢市企画政策部企画政策課)。

第1期は2022年7月から約一カ月、第2期は10月から約二カ月間登録申請が行われました。現在は57の企業、地域団体、市民活動団体が登録しています。詳しくは「藤沢市SDGs」で検索を。

問い合わせ先Contact

公開日2022/12/23

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