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編集部が行く!《防災》 段ボールトイレを作ろう

編集部が行く!《防災》 段ボールトイレを作ろう

今年、元日に発生した能登半島地震では、あらゆる場所でトイレをめぐる切実な問題が浮き彫りになりました。大きな地震が起きると、排せつ物は“流せない”(下記で解説)ので、固める凝固剤を使いますが、限りある凝固剤を“数人で使う”ため、衛生面や匂いが気になり、トイレに行かなくて済むように水をあまり飲まないようにする人が続出して体調を崩す人も多かったとか。
今回は「もしも」のときに備え、一家に一台、段ボール製の簡易トイレの常備を提唱している「女性防災クラブ平塚パワーズ」さんのご協力で、紙上で段ボールトイレづくりをご紹介します。

今年の3月11日は、東日本大震災発生から13年目。この機会に、今できる防災準備を考えてみませんか。

いざ!というときのために、一家に1台“段ボールトイレ”を常備しよう

制作時間約70分(目安)

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できあがり! カラフルな装飾をつけても楽しいですね
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詳しいつくり方は平塚パワーズのブログ内でも紹介しています
http://hiratsukapawazu.livedoor.blog/archives/1747091.html

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<取材協力>
女性防災クラブ平塚パワーズ
副会長 木村美江子さん

大きな地震が発生した時は、排水管も大きなダメージを受けている可能性が高く、排水管が破裂していると、つまりを起こし逆流してくることがあります。排水設備の状態を確認しないまま、トイレを流してしまうと水が溢れて、復旧するのが大変です。「災害時はトイレを流さない」これは大原則。段ボールトイレは一家に1台でOKですが、(排せつ物を)受け止めるビニールや、トイレットペーパー、吸水用の新聞紙や、消臭用の猫の砂などは充分用意をしておいてください。

問い合わせ先Contact

入会希望の人は
平塚市民活動センター 0463-31-7571(9:00~22:00)

https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bosai/page-c_02957.html

公開日2024/02/21

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