湘南・鎌倉エリアのフリーペーパー
地元・おでかけ情報を発信する生活情報紙

紫陽花といえばもちろん鎌倉の様々な名所を思い浮かべる方も多いのでは。
しかし 意外にも横浜は紫陽花の名所や穴場がたくさんあるのをご存知ですか。
古刹とはまた違った、レトロモダンな風情が楽しめますよ。

横浜海岸教会のお庭の入口にひっそりと咲くあじさい。
本数は多くないですが風情ある教会とアジサイのショットが収められます。

関東大震災で消失し、10年後の1993年に再建されたもの。戦災をまぬがれ現在に姿を残しています。

この季節は時期を同じくして 日本大通りの百合が満開となります。

山下公園通りには真っ白な花が可憐なアメリカノリノキ・アナベル。

公園内は港側よりも山下公園通り側の遊歩道に沿って、様々な種類のあじさいが植栽されています。

東側の一段高い場所にある「世界の広場」もたくさんの紫陽花が。

アメリカ山公園は、みなとみらい線「元町・中華街駅」の駅舎上部に整備された全国初の立体都市公園。
みなとの見える丘公園や山手の高台へ、駅からエレベータやエスカレーターで登れます。
かわいい小さな花が丸々と咲くアメリカアジサイ・アナベルをはじめ、次々と見頃を迎えます。

元町公園から外国人墓地に通じる貝殻坂。
ブラフ積の擁壁が紫陽花の風情を引き立てます。

神奈川近代文学館・大佛次郎記念館側の門から港の見える丘公園から入ると高低差のある庭に咲くあじさいが楽しめます。

港の見える丘公園の一画にあるイングリッシュローズの庭は四季を通していろいろな草花が楽しめる庭園。公園内で最も紫陽花が群生している場所です。

港の見える丘公園の北側斜面に位置する フランス山地区。
展望台から下る山道はデッキで整備され、気軽に紫陽花散策ができます。

旧フランス領事館邸遺構の周りもあじさいポイント。廃墟と花のとりあわせは、まるで物語の世界のようです。

元町と山手を結ぶ代官坂の横浜村名主 石川徳右衛門の屋敷前
色鮮やかなガクアジサイが満開でした。

映画「コクリコ坂から」の舞台となった坂でもあります。

今回は関内駅から海沿いに山下公園～アメリカ山公園を経由して港の見える丘公園～山手の坂道など、実際に編集部が歩いた道順でご紹介しました。あじさい巡りの花散歩の参考にしてみてください。