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【編集部日誌】1年7か月ぶり! 大日本弓馬会が鎌倉に帰ってきた!

鎌倉時代から800年以上にわたり継承されてきた日本が誇る伝統の流鏑馬、笠懸を後世に伝えることを目的に、流鏑馬の弓馬礼法を維持保存し、武家の古都・鎌倉から、その魅力を発信していている「公益社団法人 大日本弓馬会」。

稽古場の移転に伴い、一時的に静岡県御殿場市内で稽古を行っていましたが、今年5月、鎌倉市内に馬場が完成し、約2年ぶりに鎌倉に帰ってきました。
5月31日には新馬場で「鎌倉教場開設記念流鏑馬」が奉納され、Lien編集部が取材に行ってきました。

【編集部日誌】1年7か月ぶり! 大日本弓馬会が鎌倉に帰ってきた!
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新しい馬場の長さは125m。今回の流鏑馬では、2つの的を10人の射手が狙いました。通常、的から次の的までの距離(的間)は60から65mであるのに対して、新しい馬場の的間は54m。「的から的までの距離が短いので、矢を放った後に次の矢をつがえるのが大変難しい馬場になっています」と説明してくれたのは、鎌倉教場の瀬端教場長。

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「天長地久の式」を行う武田流・小池師範

流鏑馬で必ず行われる「天長地久(てんちょうちきゅう)の式」。天と地に対して満月のように弓を引き絞り「天下泰平、五穀豊穣、万民息災」を祈念する美しい儀式

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凱陣(がいじん)の式

流鏑馬には、「奉射(ほうしゃ)」と呼ばれる神様に奉納する騎射と、「競射(きょうしゃ)」と呼ばれる騎射があります。

競射は、奉射の成績上位者が腕を競うもの。的は小さな土器的に替わり、的中すると小さな五色の紙が舞い散ります。「凱陣の式」では、検分役である小池師範が扇を開いて骨の間から的を検分。この儀式は首実検の意味も込められているそう。

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この日の最多的中者である、瀬端教場長が土器の的を的中させた瞬間
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この日が初陣だった入門4年目の井谷友海さん

<初陣を無事終えた井谷友海さんにインタビュー>
A. 入門されたのはいつですか。また入門のきっかけは?
Q. 入門は2022年7月です。就職を機に鎌倉に来たのですが、鎌倉と言えば流鏑馬。弓道を16年続けてきたこともあり、ネットで調べて入門を志願しました。

A. どんな射手になりたいですか?
Q. 日本の伝統文化を継承する一躍を担えればと思っています。

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流鏑馬神事終了後には、射手や馬と交流する機会もありました
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瀬端教場長と記念撮影していたリアンサロン会員のご家族

流鏑馬とは?

装束姿の射手が、疾走する馬上から三つの的を射抜く「流鏑馬」。鎌倉時代から続く伝統武芸は間近で見るほど圧巻です。流鏑馬の語源は、「矢馳せ馬(やばせめ)」が転じたもの、その字句も「馬に乗って鏑矢を射流す」に由来するといわれています。この射術と馬術との結びつきは騎射と呼ばれ、最高の武芸とされていました。

大日本弓馬会では、三嶋大社流鏑馬神事(静岡県三島市・8月17日)、寒川神社流鏑馬神事(神奈川県寒川町・9月19日)、明治神宮流鏑馬神事(東京都渋谷区・11月3日)など、長年多くの恒例行事を実施しています。これからの大日本弓馬会の活動に注目してください。

公開日2026/06/04

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