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Beautyコラム:第11回 美容医療機器を用いた・たるみ対策

Beautyコラム:第11回 美容医療機器を用いた・たるみ対策

野﨑ドクターのビューティーコラム第11回 早めの対策でマスクなしでも怖くない、「たるみ」「たるみ毛穴」

皮膚科専門医、野﨑Dr.によるビューティーコラム。 今回は特に中年の女性に多い皮膚疾患、「肝斑(かんぱん)」「赤ら顔」に対して行う美容医療機器を用いた肌治療について詳しく解説してくれます。

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日本抗加齢医学会専門医でもある野﨑由生(のざき・ゆう)先生

Q:鏡を見ると“たるみ”や“毛穴の開き”が気になります。加齢によって仕方がないことですか?

Answer:
顔のたるみ・たるみによる毛穴の開きは、加齢や紫外線の影響で皮膚の真皮にあるコラーゲンやエラスチンといったタンパク質の線維が、減少することで現れます。つるんとした若々しい肌の印象が薄れると、老け顔や疲れ顔、不機嫌そうな印象を与えてしまいます。早めの対策で、年齢を感じさせない若見え肌が目指せます。

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たるみが目立つフェイスラインは気になるところ ※写真はイメージ

骨がやせると“たるみ”が現れる?!

長いマスク生活で意識しなかった人も多いかもしれませんが、“たるみ”が特に目立つ部分は、フェイスラインと口元です。加齢によって頬の骨がやせて頬の肉が下に落ちてくると、顔の輪郭が四角くなり、顔が大きく“平坦”に見えてきます。表情筋などのエクササイズを取り入れる方もいらっしゃいますが、表情ジワを増やす原因にもなり、意見が分かれるところです。たるみを防ぐためには、顔の土台である骨を維持することが大切です。手軽でオススメなのは、骨密度の低下予防にカルシウムやビタミンDを摂取すること。また、肌に負担を与えないために洗顔やメイク落としなどでは擦(こす)りすぎないようにしましょう。

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洗顔は過剰な刺激を与えないよう注意

10年先を見据えた美容皮膚科のメンテナンス

顔のたるみや毛穴の開きは、30代半ばぐらいから気になることが多く、セルフケアのみで改善するのは難しいのが現状です。たるみの程度が大きい場合は美容外科による手術が必要になることもありますが、メスを使わない美容皮膚科の治療を早い段階からエイジングケアとして取り入れると、10年先の顔の印象に大きな違いが出てきます。もちろん40・50代から行う定期的なメンテナンスは、若々しさを保つ秘けつとなります。

痛みの少ない美容医療機器「ポテンツァ」

当クリニックでは、前回の“肝斑”や“赤ら顔”のコラムでも紹介した美容医療機器「ポテンツァ」を導入しています。美肌を目指すマシンとして汎用性が高く、“たるみ”に特化した設定では、肌の表面麻酔なしで針を使わず、高周波により皮膚に熱を加えることで治療します。毛穴ケアなら、極細の針で肌に小さな穴をあけ、そこに皮膚の再生を促す薬剤を注入し、さらに熱を加えることで皮膚の “創傷治癒のメカニズム”を最大限に引き出して毛穴の収縮を促します。

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美容医療機器「ポテンツァ」

施術期間は状態にもよりますが、2週間~1カ月のサイクルで、3~5回。1回あたりの施術時間は、60分程度です。回数を重ねるごとに、高い効果を期待できます。年齢を重ねても前向きに、自分らしく。自信が持てる健康的な素肌を目指すため、まずはご相談ください。

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CZEN CLINIC(シゼン クリニック)
鎌倉院
院長 野﨑 由生(のざき・ゆう)先生
川崎市生まれ。公立福島県立医科大学を卒業後、大学病院やがんセンターなどで皮膚科専門医として経験を積み、抗加齢医学会専門医としての知識を活かし2023年CZEN CLINIC鎌倉院院長に就任

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公開日2024/04/23

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