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今年最後の地元開催「流鏑馬神事」12/2(土)鎌倉梶原で。

今年最後の地元開催「流鏑馬神事」12/2(土)鎌倉梶原で。

今年12月2日(土)、鎌倉市梶原で流鏑馬神事が行われます。主催するのは鶴岡八幡宮での「鎌倉まつり」をはじめ、明治神宮(東京)や上賀茂神社(京都)などで、流鏑馬(やぶさめ)や笠懸(かさがけ)を神事として奉納する「大日本弓馬会(鎌倉市)」。文化庁・日本芸術文化振興会による「令和5年度 日本博2.0事業」の委託を受けての開催となります。

気迫あふれる伝統神事「流鏑馬」を間近で体験しよう〈立ち見無料〉

当日は流鏑馬神事のほか、流鏑馬の馬具弓具の展示や射手との交流会、馬とのふれあい体験に加えて、鎌倉で活躍する観世流能楽師・中森貫太氏による「能装束」など伝統芸能の展示も。
「当法人は流鏑馬の弓馬礼法を維持保存し、武家の古都・鎌倉から、その魅力を発信しています。この機会に気迫あふれる流鏑馬神事を間近でご観覧ください」と大日本弓馬会理事で、流鏑馬鎌倉教場長の瀨端祐也(せばた・ゆうや)さん。

観覧は立ち見無料、当日に会場受け付けで1000円以上の寄附をすると、観覧席(寄附席・限定360席(予定)利用も可能。また実況や分かりやすい解説を日本語および英語で行うため、外国人も楽しめます。

古都鎌倉で伝統ある弓馬礼法を継承 大日本弓馬会・武田流

武者姿の射手が、疾走する馬上から三つの的を射抜く「流鏑馬」。鎌倉時代から続く伝統武芸は間近で見るほど圧巻です。流鏑馬の語源は、「矢馳せ馬(やばせめ)」が転じたもの、その字句も「馬に乗って鏑矢を射流す」に由来するといわれています。この射術と馬術との結びつきは騎射と呼ばれ、最高の武芸とされていました。

記事画像
神事での装束姿。写真は、武田流・小池義明(こいけ・よしあき)師範

「大日本弓馬会の流鏑馬をご覧になり、“流鏑馬を習ってみたい”または、“大日本弓馬会の会員(一般会員または賛助会員)となって流鏑馬を支援したい”と思ってくださった方は、大日本弓馬会までお問い合せください」(瀨端教場長)

12/2(土) 鎌倉教場 流鏑馬神事 ~Discover Yabusame~

地元で開催される今年最後の流鏑馬神事を間近で観覧しませんか。

日時 12/2(土)10:00開始 9:00開場※雨天決行(荒天の場合は一部省略)
会場 大日本弓馬会「流鏑馬鎌倉教場」鎌倉市梶原 ※駐車場なし
開催概要 流鏑馬神事のほか、大鎧による騎射デモンストレーション、能や鎌倉彫の文化展示、射手との交流会、子ども引馬体験などを開催

◎観覧は立ち見無料、当日に会場受け付けで1000円以上の寄附をすると、観覧席(寄附席・360席限定)利用も可能です。
※寄附席あり。ただし、寄附席・立ち見。席数に限りがあるため、会場入り口に大型モニターも設置します。
《令和5年度 日本博2.0事業(委託型)》

当日の取材レポートはこちら>>【編集部日誌】12月2日鎌倉教場で流鏑馬神事が開催されました

問い合わせ先Contact

0467-24-3600

http://yabusame.or.jp/

公開日2023/10/16

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